星のカービィSDX/USDX

ついに正体をあらわしたマルク

ポップスターを守るために

とべ!ぼくらの星のカービィ

マルクの目的は、喧嘩を止める為ではなくノヴァに「ポップスターを乗っ取り、自分の物にする」と願う為にカービィを利用することだった。ノヴァ出現時にカービィに割り込んで自分の願いを伝え、上記の真実を伝えるとともに本性を現す。 最終決戦でその正体を表すと、靴やリボンの形が変わり、ハートの意匠をあしらった被膜のない奇怪な形の翼が生えているという異形の形態となる。

星のカービィ スターアライズ

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ドリームフレンズ

ヘイ、ヘイ、ヘーイ! 「スーパーデラックス」 から

ピエロのアイツが ついに きたのサ!

ま〜た ワルさを たくらんでる かもしれない

けれど⋯ゴハンを 食べればもう おともだちっ

まさにドリーム、あのラスボスと ありえない旅へ!

無料アップデート第一弾後、ドリームフレンズとして仲間にできる。ボスの技を再現した技の他、玉乗りの玉をボムのように飛ばしたり、ウィングのような空中技を使ったりする。後にゲーム雑誌「ニンテンドードリーム」で行われたインタビューで「強さのバランスには迷ったが、格ゲーと違う多様性のあるバランスの方が良いという判断になった」ことが明かされている。その中で、他より強くても納得できるのがマルクだったということらしく、この強さは意図されたものであることが分かっている。

「星のマルク 銀河に野望を」

「ボクを さしおいて な〜に 計画してるのサ!」

おっほっほっほ と「スーパーデラックス」から

道化のラスボス、ゆるしてちょーよと まさかの参戦!

かなたの星からの アブナ〜イ ニオイを かぎつけて

ボクも まぜるのサ、と 銀河を目指し 玉のり進むっ!

「カービィ以外を主人公にしてストーリーモードの冒険を最初から最後まで楽しむ」というモードのマルク版。ステージ1に「はるかぜとともに」のグリーングリーンズの再現、ステージ3に「白き翼ダイナブレイド」のピーナツ平野の再現があり、そして最終ステージとなる神降衛星エンデのマップが、「銀河にねがいを」のハーフムーン再現マップになっている。しかも風景は月面を思わせる荒涼としたもの。まるで別の惑星からハイネスの本拠地にダイレクト潜入したかのようなやりたい放題の一幕である。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL

アドベンチャーモード「灯火の星」のボスの一体としてまさかの登場。新たに3つの技を会得しているどれもかなり見た目がグロテスクであり、不気味さで言えば歴代のマルクの中でもトップクラスと言えよう。また、最初にひとたび戦闘形態に移ったが最後、顎の下に付けているかわいいはずのリボンがボロボロに。チャームポイントをかなぐり捨てた感のある敵意のハッキリしたデザインになっている。

これほどのホラーでありながら、2020年12月18日に公開された「【スマブラSP】セフィロスのつかいかた」にて、同作品及び『SDX』のディレクターである桜井政博氏より「本当はもっと怖かったんですよね、年齢推奨制限に引っかかっちゃいまして。しょうがないから、マイルドにしてみたんですけど…個人的にはもうちょっと怖くしたかった。」と明かされ、どうやら仕方ないのでマイルドにしたようである。

戦闘BGM

作曲者は石川淳

初出は『星のカービィ SDX』「銀河にねがいを」のマルク戦。

SDX版、スマブラ版共に他とは比べ物にならないほど異常な変拍子の曲。その進行は

3⇒4⇒3⇒4⇒2⇒3⇒5⇒3⇒4⇒3⇒4⇒2⇒3⇒5⇒3⇒5⇒3⇒5⇒6⇒5⇒3拍子。

スマブラのアレンジバージョンではサビがもう一度流れてその後にカービィ凱旋のテーマが入っているため(⇒5⇒6⇒5⇒3⇒4)となる。

石川淳のコメント

「キーボード・マガジン 2017年7月号 SUMMER」インタビューより引用(抜粋)

「VS.マルク」は、変拍子にしようというよりは、そもそも何拍子か分からない曲を作ろうと思って。和歌は、5、7、5のリズムが入り乱れてますよね。音楽は基本的に4拍子ですが、私はそういう国語的な教育をすごく受けてきたんです。

(中略)その和歌の読み上げみたいな、何拍子か分からない音っていうのが、体に叩き込まれちゃったんです。あとそもそも私は、譜面的な音楽の作り方をする人間じゃないんでしよね。昔、ヤマハQX7などのシーケンサーを使っていて、16分音符を1つ減らして、4拍子を15/16にするというような実験をよくやっていたり。だから、何拍子か分からない曲を作るっていうのも、奇をてらうというよりは、自分の中にあるものを出していいかなと思って出したという感じなんです。

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